自然素材のモデルルーム

こんにちは。
暖かい日差しが差し込む中、時折り吹く冷たい風に「上着を持ってくれば良かった...」っと身震いする3月。
ウチの隣の神社の桜の木は、枝先がだいぶ白くなってきました。
きれいな桜が見られそうです。

さて、今日はモデルルームとしてご紹介させていただきます「古河市関戸のサンルーム」
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【リフォーム前の中庭】
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【人工芝を敷き詰めて】
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【家との高さを合わせて】
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【屋根は透明で太陽の光を入れる】
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【右側に大きな窓が入ります】
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【きれいなヘリンボーンの床】
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【壁もきれいに装飾されていきます】
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【大きな可動棚】
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【間仕切りとしても使えます】
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【上から吊るすタイプの物干し】
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【ウッドデッキも味わえる】

いかがですか?
リフォームといっても、ただ壊してきれいにするだけではなく、今のままで部屋を増やすことも出来るんですね。
たくさんの家を見てきた大工さんだからこそ、色んなアイデアが生まれると思います。
施主さんもとても喜んでいました。

◆メートル?尺?単位の謎

◆メートル?尺?単位の謎


メートル?尺?単位の謎

現在、一般的に使われている寸法は

メートル法と呼ばれるものです。

これは法律でも義務つけられており、

取引上の計量には国際基準である

メートル法を用いることとされています。

そのため建築業界も図面上の

寸法や面積の表記はすべてメートル法となっています。

部屋の広さは◯㎡などよく見られると思います。

ですが実際の建築現場に行くと、

職人の方たちが

「いっすんごぶ」や

「さんじゃくごすん」など

「寸」「尺」「間」といった単位を使われています。

この「寸」「尺」「間」は

かつての日本独自の単位で尺貫法と呼ばれています。

なぜ昔の単位が使われているのでしょうか?

それは人の体にフィットするような

柔軟性が秘められているからです。

起源から見てみるとその秘密がわかります。

メートル法の起源は1791年に、

地球の北極点から赤道までの子午線弧長の

「1000万分の1」として定義されています。

つまりメートル法は地球を基準とした単位だったのです。

それに対し、尺貫法は人の体を基準とした単位です。

1寸は手を広げたときの親指と中指の先の長さ、

1尺は肘から手首の間にある尺骨と呼ばれる骨の長さ、

1間は人の身長を基準としています。

こちらは諸説ありますので気になった方は調べてみてください。


この人の体を基準とした尺貫法の最もわかりやすい例が畳です。

畳の単位は、1畳(いちじょう)と呼ばれ

この畳という単位は縦6尺、横3尺となっています。

古来より「立って半畳、寝て1畳」と言われており、

このサイズが人間の動きに最低限必要な寸法と言われています。

この畳の横幅の3尺が家作りの基準となっています。

3尺はメートル法に変えると910mmです。

家の設計図を見るとこの3尺を基準として

作られていることが多いです。

柱と柱の間の長さ、部屋の間取りなどが

この3尺の倍数になっていることが多いです。

また、浴槽(ユニットバス)やトイレ、

キッチンなどの設備や機器も3尺(910mm)に

収まるように作られていることが多く、

効率よく配置されるようになっています。

また、建材と呼ばれる家を建てるために

必要な材料も尺貫法であるものが多く、

メートル法での建材より多く流通しているため、

建材にかかる材料費をメートル法での建材より

低く抑えられるといった利点もあります。

そんな建築業界以外では馴染みが無かった尺貫法ですが、

今お住まいの家も尺貫法を基準としているかもしれません。

気になる方は家のいろんな箇所を測ってみてください

ブログを始めました

◆今さら聞けない「ZEH」って何!?2

以前ブログの中でZEH(ゼッチ)-"Zero Energy House"-
(ネット)・ゼロ・エネルギー・ハウスについて、

「家の性能と省エネ家電で節約し、
太陽光など活用することで光熱費0を目指そう」とするためには


1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく冬は暖かい住宅
2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う
3.太陽光などで自宅のためのエネルギーを創る


以上の3つの取り組みが必要だということをお伝えしました。


その中で、
1.家の断熱性能を上げることで、そもそも夏は涼しく
冬は暖かい住宅に関しては、家の断熱材やサッシを工夫し、
省エネをはかることが、ZEHに向けて「家の断熱性能を上げる」ことが
大切だとお伝えしました。


しかし、いくら断熱性能を上げて夏に涼しく冬に温かい家を
作ったとしても、真夏日や真冬日にはエアコンを使用しますし、
照明や給湯設備でも電気(エネルギー)を使います。


そこで、
2.省エネ性能の高い空調設備・換気システムや、
給湯設備、照明などが必要となってきます。


例を挙げると、

・省エネ性能の高いエアコンを選ぶ
家の中で電気代の多くかかるものがエアコンです。
ZEHとするためには、予め定められた省エネ性能基準を
満たしている必要があります。


・ZEHにオススメの換気システム
家の気密性が高まると、冷暖房の効率は上がりますが、
その分汚れた空気が室内に滞ってしまいます。
そのため、24時間換気システムはZEHには必ず必要なものです。


24時間換気システムとは、住宅の給気と排気を24時間機械制御で
行うことです。室内の空気を常に綺麗に保つことを目的としており、
今では新築住宅建設の際にはこのシステムの設置が義務化されています。

換気システムは、給気または排気、もしくはその両方を
機械で行うかどうかで大きく3種に分けられます。
ZEHにおいては、給気・排気どちらも
機械が自動で行う熱交換換気システムが、少ない換気量で家全体の
空気が綺麗になるため、室温への影響が抑えられもっともおすすめです。

・高効率給湯器を使う
高効率給湯器は、ZEHには欠かせません。エコキュートやエコジョーズ
といった高効率給湯器は、少ないエネルギーで生活に必要な電気を
生み出し、さらに効率良くお湯を沸かすことができます。
省エネの仕組みや機種によって効果に違いはありますが、従来のガス
給湯器と比較すると平均で15%程度の省エネ効果が得られるようです。
それによって生活にかかわる費用を安くすることはもちろん、環境への
負担を下げられます。

・照明を白熱灯からLEDまたは電球型蛍光灯に
LEDは、従来の白熱灯(シリカ電球)に比べると購入単価が高いですが、
寿命は白熱灯の約40倍と長寿命です。

長期的に考えれば購入代金に差は小さくなりますし、
頻繁に交換する手間が省ける、消費電力が少なくて済むなどの
メリットがあります。

また、電球型蛍光灯に交換するだけでも、
消費する電力量は4分の1になります。
白熱電球の10倍程度の高価格ではありますが、
寿命では約5倍と長くなります。

他にも高い省エネ効果が期待できるのが、多灯分散照明です。
ダウンライトやスタンドなど、低いワット数の照明を室内に
いくつか分散させ細かく配置することで、
生活シーンにあわせて照明を変えることができるので、
その時に最適な照明の量に調整することができ、
ムダを防ぐことができます。


このように、家の断熱性能を上げるのと併せ、
家の設備・装備を省エネのものに変えていくことが重要です。